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Channel: 歴史探訪
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杉並区の遺跡8

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善福寺川は「往古池畔に善福寺という小庵があったため、善福寺川と呼ばれるようになった」のだそうですが、遲野井の滝を源流とするこの川は、かつては「遲野井川」と呼ばれていたようです。ここには3万年以上前から人が住んでいたのに、寺院ができたのはどんなに早くても仏教が入ってきた6世紀以降なのですから、寺院が造られるまでこの辺りの地名は「遲野井」で、「遲野井川」が本来の名前だったのでしょう。
 
現在は上の池から流された水が、少し離れた下の池に注ぐまでの水路を「遲野井川」と呼び、下の池から先を「善福寺川」と呼んでいるようです。「遲野井川」は人工の川なのでしょうけれど、「春の小川」の歌詞が浮かんでくるような川でした(^o^)

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 源流の「遲野井の滝」付近には 鯉がたくさんいました。
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上の池から流れ出している遲野井川
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上の池にはポポーの木が植えてあったのですが、実生なのかな?家の2本の実生のポポーは、面倒見が悪かったせいか枯れてしまったのですが(T_T)、ポポーの実は最近復活の兆しがあるようです(^o^)。傷みやすい果物ですが、流通の発達で宅配が可能になって来たようですね。
 
上の池のポポー 
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ポポーの実
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下の池には葦がたくさん生えていましたが、水量が減って湿地化しつつあるのでしょうか。上の池より自然度の高い下の池にはカワセミがいました(^o^)。日陰なので輝くブルーは見られませんが、画面中央の枝にとまっています。

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