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縄文時代4

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2018.11.16 縄文時代4 
 
星野遺跡で、7200年前に姶良カルデラが噴火した時の火山灰は、鹿児島から栃木にまで飛んできて地層になるほど積もったのか」とカルデラ噴火というもののすさまじさを初めて知ったのですが、その直後に偶然「巨大噴火 国内発生率100年で1%」という記事が新聞にありました。
 
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この記事によれば、巨大カルデラ噴火は過去12万年で少なくても10回起きていたことが分かっているそうで、過去のデータベースから確率を割り出すと、今後100年間に火山灰で広い範囲が覆われる巨大噴火が国内で起こる確率は、マグマなどの噴出量が1千億トン以上の噴火が起こる確率が約1%、吹き出す量がその10倍の噴火が起こる確率は約0.25%になるのだそうです<(_ _)>
 
「姶良カルデラ噴火」のことを知り、↑の記事を見たのは2014年だったのですが、今世紀に入ってから、世界中で噴火や大地震や異常気象のニュースが増えてきていると感じていたこともあって、それ以降噴火や地震や台風などの自然災害に関するニュースや番組が気になるようになっていたところにNHKスペシャル「巨大災害」という番組があって、日本では、文明を滅ぼすような規模の超巨大噴火が12万年の間に18回起きていたことを知りました。
 
4つのプレートの境目に乗っている火山列島の日本では、これまで数千年に一度の頻度で巨大噴火が起きていたようですが<(__)>、現在は阿蘇カルデラ大噴火から9万年、姶良カルデラ大噴火から3万年、鬼界カルデラ大噴火からでさえもすでに7200年経っているのですから、巨大噴火が起きる確率は高くなってきているのでしょうね(T_T)
 
そもそも日本列島の成り立ちを見れば、プレートに乗って運ばれてきた付加体と海底火山の噴出物とでできているわけですから、噴火と地震は避けることのできないもののようですが(T_T)(T_T)(T_T)
 
でもこれは日本列島だけではなく、地球上の陸地はみな同じようなメカニズムでできてきたのですから、破局的な噴火を起こす火山は日本の火山だけではないのですよね。

例えば、地下に巨大なマグマだまりが存在するワイオミング州北西部を中心とするイエローストーン国立公園は北アメリカ大陸最大の火山地帯で、巨大カルデラの形成を伴う超巨大噴火が約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回起きたことが分かっているそうですが、64万年前の噴火は比較的小さな噴火であったにも拘らず、セント・ヘレンズ山の1980年の噴火の1000倍の溶岩が噴出し、火山灰の地層はメキシコ湾に達しているそうで、直径60kmの火口が形成され、1500km離れた場所でも3mの火山灰が堆積し、火山灰は現在のアメリカ合衆国の面積の半分を覆ったのだそうです。
 
このイエローストーンは6070万年前後の周期で巨大噴火を起こしてきたのですが、現在は前回の噴火からすでに64万年が経過しているため、いずれ近いうちに巨大噴火が起こることが予想されているのだそうです<(_ _)>
 
破局的噴火は繰り返し起こり、そのたびに生物は大絶滅を繰り返していたようですが、生命が全て死に絶えることはなく、大絶滅の後にはまた新たな生物が現れて繁栄を始めていたようですから、例え一つ一つ、一人一人の生命は弱くても、「生命」自体は強いもののようです。

台風で吹き倒され、頂芽を吹きちぎられながらも一本だけ生き残っていた皇帝ダリアは、脇芽を伸ばしてきたものの今年の花は無理だろうと思ったのですが、なんと蕾を付け始めました。植物は動物よりずっと生命力が強いのです(^o^)。でも急に冷え込んできましたから、咲く前に凍ってしまうかもしれませんけれど

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ダイヤモンドリリーも、酷暑にも日照不足にも台風にもめげず着々と数を増やして今花盛りになっています。
 
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