2017.11.5 山中地溝帯と海18 自然史博物館2
白亜紀前期というのは、46億年の地球の歴史のうちの1億4560万年前から9700万年までのことで、その中の
白井層の堆積期は1億3500万年前~1億3180万年前の320万年間
石堂層の堆積期は1億3180万年前~1憶1900万年前の1280万年間
瀬林層の堆積期は1億1900万年前~1億1000万年前の900万年間
三山層の堆積期は1億1000万年前~9700万年前の1300万年間
だそうですが、現人類(ホモサピエンス)が発生してからまだ20~30万年くらいしか経っていないようですし、その現人類が日本列島に到達してからはまだたったの3~4万年くらいしか経っていないようですから、白亜紀は人類が誕生するはるか以前の地球史であって、時間の単位が何桁も違うのです(^o^)。
日本列島がユーラシア大陸から剥がれはじめたのは2500万年前くらいのことで、多島群になったのは1600万年前くらいのようですから、サンチュウリュウが現在の神流町の辺りを歩いていたのは、日本が島国になるはるか以前の、まだ日本がユーラシア大陸の一部だった頃なのです(^o^)。
サンチュウリュウ
サンチュウリュウが生息していた頃には、恐竜はもう鳥になりかけていたようですね(^o^)。茨城自然博物館にも鳥になった恐竜がいましたが。
最近発見が相次いでいる恐竜も、飛んで来たり泳いで来たりしたわけではなく、日本がまだユーラシア大陸の一部だった頃にユーラシア大陸の東端までやって来ていたのでしょうね。
ところで神懸ったままの歴史と言えば、アマテラスが岩屋に隠れた時、アメノウズメが神懸りして踊ったと『古事記』は記していますよね。でもこれは天上での話で、アメノウズメ自身がカミサマのはずなのに、そのカミサマが神懸りになるってどういうことなのだろう?と私は疑問に思ったのですが、歴史学者さんたちは誰も疑問には思わないようですね。
しかもこのカミサマ(アメノウズメ)は、神懸りして踊った時も、天孫降臨の途上で猿田彦に逢った時も、「胸をあらわにし、衣の紐を臍(へそ)の下まで押し下げ」たようなのですが、歴史学者さんたちはカミサマが何かにつけてこんなことをするということにも何の疑問も感じていないようです(^o^)。