2017.8.18 「塙」って?79 武蔵野台地の端(はな)68 世田谷郷土資料館3
地域の資料館に行ってみると、思いがけないことが分かったりするのですよね(^o^)
世田谷郷土資料館の入り口に向かっていたら途中に緑色の妙なものがあったので、あれは何だろう?と近づいてみると、「衛兵詰所」と書いてありました。ウテナ本舗の烏山工場に置かれていたものなのだそうです。地図には世田谷文学館の近くに「ウテナ本社」がありますから、その一帯がウテナ本舗の烏山工場だったようです。
先日粕谷八幡に行った時、その近くに出城があったのではないかと考え、その辺りの昔の地図や資料があるかもしれないと思って近くにあった世田谷文学館へ行ってみたら、
文学館の入り口の辺りに武家屋敷の門と濠のようなものがあって大きな鯉が泳いでいたので、ひょっとするとここが出城の跡なのかな?それとも江戸時代の武家屋敷を復元したものなのかな?と案内板を探してみたのですが、説明は何もありませんでした<(_ _)>。この一帯にウテナの工場があったようですから、その門と濠はウテナのものだったのかもしれません(^o^)。
世田谷文学館の入り口 右奥に文学館があります
それではこの緑色のボックスはあそこにあったものなのかと思ったのですが、ウテナは化粧品会社なのですから、「守衛詰所」ならともかく「衛兵詰所」というのは変ですよね?そこで説明を読んでみると、この工場は昭和18年に陸軍の材料倉庫として貸与されていたのだそうです。だからここには衛兵が詰めていたのですね(^o^)。
ここに「衛兵詰所」があったのには、「化粧品会社を兵隊が守っていたと考えてよい」というような恣意的な解釈ではなく、ちゃんと論理的な必然性と理由があったのです。
ネコビタイ便り
昨日の蕾は早々と開きはじめました。青味のかかったスプレンゲリーではなく、紫の筋の入ったインカルナータでした。
昨日
今日
でもこの場所に球根を飢えた覚えはないのですよね。ニンゲンは、植物は動かないと思い込んでいるようですが、本当は動くんですよ(^_-)。自分で移動していくのです。今年、このインカルナータは3ヶ所で束になって咲いています(^o^)。