2017.7.25 ポポーの芽と思い込み
小学校ではアサガオの種を播いて観察をしますよね。いつ芽が出るのか、どのように育つのか・・・・・
種を播くと土から芽が出てきますから、私はそれ以来ずっと、種からは最初に芽が出てその後に根が出るのだと思い込んでいました(^o^)。
ある時完熟のマンゴーを食べたら、中の大きな種の一部が割れていたので芽が出ようとしているのだと思い、そちらを上にして水を少し入れたイチゴのパックに種を立てて入れておきました。どんな芽が出てくるのか見てみようと思ったのですが、出てきたものは芽ではなく根だったのですよね。芽は大きな種の別の場所から曲がって出てきました。種からは最初に芽が出てくるものと思い込んでいた私は、根を上にして逆さに置いてしまっていたのです(^_^.)。
出てきたものが芽ではなく根だったことを知ってビックリしたのですが、よく考えてみれば、根もないのに芽を伸ばしてしまったらひっくり返ってしまいますよね(^o^)。そうか、土の中にあるから見えなかったけれど、種から最初に出てくるのは根だったのかと思いました。
6月にポポーの種を播いてみたら、
種がだんだん土の上に浮き上がってきて、最初にでてきたものは上には伸びず、土に潜って行ったので、やはり根が先だったのだと思い、芽はいつどこから出てくるのだろう?と待っていたのですが、別の場所から芽が出てくる気配はなく、根のまだ種の中に残っていた部分がだんだん緑色になってきました。
そしてある朝、その緑の部分が種の殻を持ち上げて頭を起こし、葉を広げ始めました。芽は別の場所から出てくるのではなく、根の反対側が芽だったのです(^o^)。
「種を播けば芽が出る」という誰でも知っている(と思われている)ようなこと一つをとっても、実際に確かめてみればいろいろ思い違いや誤った思い込みがあったわけですが、立派な肩書きや勲章をお持ちの学者さんたちは、何一つ疑問も持たず確かめてみることもせずに、普通に考えれば到底あり得ないような(例えば、天から降りて来たカミサマがいつの間にかニンゲンになったというような)作り話を事実だと考えているようです<(_ _)>。
今日の午後、国会の中継を見ていたのですが、質問に対して曖昧な答えしかできないのは隠していることがあるからで、答えると矛盾が出てきてしまうのはどこかにウソがあるからなのですよね(^_-)。
私は『記紀』やその解釈書の矛盾からここまで古代史の謎解きをしてきたのですが、国会中継の野党の質問を見ていて、矛盾には目を瞑ってひたすらつじつま合わせをしている学者さんたちはみんな与党だったのだな、と思いました(^o^)。
今日のポポーは↓のようになっています。
今、もう一度今度は種を横において、マンゴーの芽と根がどこからどのように出て来るのか確かめてみようと考えているところです(^o^)。