2015.12.7 北海道の縄文遺跡6 温室効果ガス
縄文中期は北海道が「温暖湿潤の地」だった程に気温が高かったようですが、最近も、北海道が最高気温を記録するほどの気温の上昇が続いていますよね。
昨今の気温の上昇は人間の活動(ヒツジのゲップ?)によって二酸化炭素が増えたためだと言われていますが、二酸化炭素は温室効果ガスであって、二酸化炭素が熱を出しているわけではないのに、なぜ地球全体の気温が上がるのだろう?とふと疑問が湧いてきました。
「二酸化炭素が増えて、温室効果で気温が上がっている」という報道を聞いて、あまり深く考えずに「そうなのか、それは大変だ」と思っていたのですが、温室効果で熱が大気圏外に逃げにくくなったとしても、それだけで地球規模で気温が上がるのだろうか?と疑問が湧いてきたので、二酸化炭素が増えるとどうして地球の気温が上がるのか調べてみたら、気象庁の↓のページが見つかりました(^o^)。
でも、↑を見ても、分かったような、分からないような・・・・・<(__)>
「温室効果が無い場合の地球の表面の温度は氷点下19℃と見積もられている」ということなのですが、これは、元々の地球は冷たかったのだけれど地球誕生から46億年の間に太陽熱と温室効果によって地球表面の平均気温は-19℃から+14℃まで33℃上がったということなのでしょうか? それとも、もし今温室効果が無くなれば地球の表面の温度は-19℃に下がってしまうということなのでしょうか?
この「温室効果説」では、温室効果によって太陽光のエネルギーが大気圏外に放出されずに地上に戻って来て、熱として大気に蓄積されるため、地球表面の気温が上がったということのようなのですが・・・・・・
でも、もしこの説が正しいのであれば、蓄熱量は年数に比例して増えてきたことになりますから、気温は現在が最も高く、過去にさかのぼるほど低いはずですよね?
それでは今より5500~4000年前の縄文中期には、なぜ今よりも地球の気温が高かったのでしょう? 蓄積された太陽光の熱は今より確実に5500~4000年分少なかったはずですし、当時は人口も少なく工業化もされていなかったのですから、排出されていた二酸化炭素の量は今よりずっと少なくて温室効果も小さかったはずですよね(^_-)? それなのに縄文中期には今より気温が高くて北海道が温暖湿潤の地であり、極地の氷が解けて海面が今よりずっと高かったというのはおかしいと思いませんか?
また、温暖化が温室効果の蓄熱によるものなのであれば、蓄熱量は年ごとに増えているのですから気温は一方的に上がってきたはずで、縄文中期以降に気温が下がったり、寒冷期と温暖期が交互に繰り返されたりすることはないはずだと私は思うのですが<(_ _)>。
これらの事から考えると温暖化の真の原因は温室効果ガスではなく、地球の内部から放出される熱であって、昨今の気温の上がり方が大きいのは、増えた二酸化炭素による温室効果が温暖化を増幅し、加速しているということなのではないでしょうか?
ところで、このところ大きな地震のニュースを聞く頻度が本当に増えていますが、今日もタジキスタンでM7.2の地震があったそうです。インド亜大陸を乗せたプレートがまた大きく動いたのでしょうか<(_ _)>。
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