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武蔵野台地と湧水57 小金井公園

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2019.2.11 武蔵野台地と湧水57 小金井公園
 
大雪の予報が出ていたので身構えていたのですが、積雪は多くなくて道路の雪は消えていたので、小金井まで出かけてみました。
 
芝生の雪もほとんど消えていましたが、朝早くやって来た子供たちがいたようで、芝生の上には雪だるまがいくつか並んでいました。雪が少なかったため枯芝だらけでしたが(^_^.)
 
切株の上にもかわいい雪だるまが(^o^) 
イメージ 1


私は「たてもの園」が開館してからのことしか知らなかったのですが、今たてもの園で展示中の「武蔵野の歴史と民族」によれば、たてもの園の前身は1954年まで井の頭公園にあった「武蔵野郷土館」だったのだそうです。
 
「江戸東京たてもの園」なのに、なぜ縄文時代の敷石住居跡が展示してあるのだろう?と不思議に思ったのですが、元は「武蔵野郷土館」だったからなのですね。年表を見ると、茨城・千葉・神奈川の方まで手広く遺跡の発掘に関わっていたようで、建物ではない古墳の石室のレプリカなども展示されていました。
 
で、これまで気が付かなかったそれらの展示物がどこにあったのかというと・・・・ なんとデ・ラランデ邸の真裏にありました。
 
デ・ラランデ邸
イメージ 2

青梅市の敷石住居跡
イメージ 3 
あきる野市の古墳の石室
イメージ 4
 
多摩川台の古墳の石室
イメージ 5
 
デ・ラランデ邸には正面玄関から入って中を見学し、1Fでお茶をして正面玄関から出てきたので気が付かなかったのです<(_ _)>
 
同様に、小金井公園にはいつも正面から入って駐車場に車を止め、正面から出てきていたので、これまでこの広い公園の後ろの方を見たことはなかったわけですが、今回の目的は裏側にある「石神井川上流端」と「ふたつ池」だったので一目散に裏側へ(^o^)
 
その結果、表から見ているだけでは分からなかった面白いことをいろいろ知ることができ、まさに裏側が面白い「うらがワンダーランド」でした(^o^)
 
ところで今日は211日ですが、朝刊のコラムに「この日が建国記念日であることを知る若者は少なく、2000年頃から紀元前660年のこの日に初代天皇が即位したというフィクションがなぜ作られたのか、ネットでその由来を知る若者が増えた」とありましたが、21世紀の若者たちには何のエビデンスも示せない荒唐無稽な作り話は通用しなくなってきているのです。
 
クリスマスやバレンタインデーより存在感が薄くなっているという「建国記念日」。そのことに対する危機感が子供にものごころが付かないうちに神話を刷り込んでしまわなければという焦りになって「神道教育」を掲げる森友学園の開校を急ぐことに繋がっていったのではないでしょうか<(_ _)>



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