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学者さんたちの常識6

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2018.8.26 学者さんたちの常識6

 
常識といえば、何も考えずに「常識でしょ」と思っているだけのオトナは5才児(という設定)のチコちゃんの「なんで?」という質問には全く答えられなくて、「ボーッと生きてんじゃね~よ!」と叱られてばかりですね(^o^)
 
私自身5才の保育園児に「人間の先祖はチンパンジーだよ」と言われたことがあるのですが、45才児に「神話」を聞かせて歴史学者さんたちに質問させてみたら面白いだろうな~。もっともらしいつじつま合わせが得意な学者さんたちも、4、5才児の「なんで?」にはみな答えに詰まってタジタジかもしれません(^_-)
 
銚子の海食崖の縞になった地層を見て、小鹿野で見た秩父ジオサイトの「ようばけ」を思い出したのですが、この「ようばけ」も砂岩と泥岩の層の見える崖で、海の生物の化石がたくさん出るそうですから、これもここが深海だった頃に海底に堆積した地層が隆起したもので、この辺りが古秩父湾になった頃には海食崖だったのかもしれませんね。このハケは高さ100m、幅400mあるそうです。
 
屏風ヶ浦の海食崖の地層
イメージ 1

ようばけの地層 
イメージ 2

 

この地層も第三紀で、その時代に生息していたクジラやサメ、カニ、貝類などの化石が数多く発見され、同じ地層が分布する近くの般若地内からは「パレオパラドキシア」の化石や、新種として平成611月に「チチブサワラ」と命名された大型の魚類の化石が発見されているそうですから、今は山になっている秩父も第三紀にはサメやクジラが泳ぐ深い海であり、隆起し始めて古秩父湾になった頃、その海辺にはパレオパラドキシアが棲息していたのです。この地の地形の変遷を物語るそれらの海の生物の化石の数々は「おがの化石館」に展示されていました。

 
「ようばけ」ってなんだかお化けの仲間みたいですが、「陽の当たるハケ」という意味のようです。お化けと言えば、銚子電鉄には「お化け電車」が走っていました。今外国人観光客に「お化け屋敷」が人気なのだそうですが、私は怖いのは苦手だし、「この電車は途中下車ができない」と書いてあるのを見ただけでも怖くなってしまったので乗ってみませんでしたが(^_^.)
 
イメージ 3
 
18日に犬吠駅で1015から「まずい棒」というお菓子を売るということだったので行ってみたのですが、時間が早すぎたので灯台に行って、1000前に駅に戻ってみたら先着80名ということですでに売り切れてしまっていました(T_T)。その後、駅前を通った時には車も人も全くいませんでしたから、早い時間に駅前にいた車や人はこのお菓子を買うために来ていた人たちだったのですね。そんなに人気のあるお菓子だと知っていれば灯台に行かずに並んで待っていたのですが(^_-)
 
犬吠駅
イメージ 4

 
↑を見ると、お化け電車の銚子電鉄は、電車自体も火の車(火車という妖怪)だったようです(^_-)
 
 
 

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